NEVER LOSE の片山雄一が千種文化小劇場に帰ってきます。
しかも、名古屋で結成した新ユニットを引き連れて。
制作の松丸さんから熱いメッセージが届きましたので、掲載します。
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はじめまして。トライフルの制作を担当している、東京の劇団、NEVER LOSEの松丸琴子です。
今日はお芝居のご案内です。
NEVER LOSEは2007年に、ここ名古屋で『廃校/366.0【後日譚】』というお芝居を上演させて頂きました。
その後、NEVER LOSEは個人活動期間に入り、せっかく名古屋で名前を覚えて頂くきっかけになったのに公演が打てない、と無念の思いをここ数年持ち続けていましたが、座付の作・演出家である片山雄一が今回新たに「トライフル」という演劇ユニットを立ち上げました。
その制作としてこの場所に戻って来られたことをうれしく思っています。
片山の作り出す世界では、大きな事件は起こりません。
正確に言えばいつも大体、事件の起こった後の、それでも生きていかなくてはいけない人間の姿を描いています。
一言でいえば「追憶」です。
今回の『地上から110cm』には、作者である片山の父、そして妻などの家族が出てきます。
「家族」は本来、その人の毎日帰る場所であり、外でどんなに傷ついて帰って来てもそれを慰めてくれる存在であって欲しいものです。
ですがその「家族」との間で事件が起きた場合は一体どうしたらいいのでしょうか?
家族だからこそ分かり合えない、いつも近くにいるのにぞんざいに突き放して後悔する。そんな思いを持っている人は少なくないはずです。
今回のトライフルは、親子という血のつながった家族と、夫婦というもともと他人からスタートした家族の、弱くなった結び付きを一生懸命関係取り戻そうとする姿を、むき出しに舞台上に立ち上げています。
とっても小さな物語ですが、とっても小さな関係からこの関係を始めようとしています。
ほどけた小さな紐を固く固く結べれば、それは恐らく頑丈なロープになるはずです。
旗揚げ公演という1本の紐を、今回は千種文化小劇場が4本束ねてくれました。
どうぞ、千種文化小劇場に足をお運び下さい。
一人でも多くの方にこの舞台を目撃してほしい、ただそれだけの想いでこの文章を書いています。
皆様、お待ちしております。
トライフル 制作担当 松丸琴子
kotokoto@mx1.ttcn.ne.jp
URL http://trifle.tv
