本当に久しぶりのお稽古。実に2ヶ月ぶり(!)。
あんまり久しぶりすぎて、ってのと今までとガラリと手法を変えようという魂胆が相まってカリキュラムさえままならない。
ともあれ、新作『パンドラダンス』に向けての今日が初日でした。
まずは寒いので体を温めるために合気道の技をいくつか。
やはり体の仕組みが良く腑に落ちるのと、技が利く利かないで正しいか間違ってるかの分かれ目が理解しやすい点で優れている。初参加の出演者も直ぐに夢中になる。さすがである(合気がね)。
続いてはストップモーションの稽古。
しっかり止まり続けることと、瞬時にポーズを変えることを繰り返すことで、各自の体の弱い部分、得手不得手、課題がくっきりと浮かび上がる。
ある程度馴染んだところで、ストップモーションを一定の拍数に入れ込んでいく。さらにその拍数を内在化させ、かつデュオとしてキッチリ合わせる作業の中で呼吸と空間が産まれていく。
そう、単なる基礎訓練ではなく、そのまま表現とシーンに直結していく。
さすがである(これは私が、ね)。
さらにさらにヨガのチャクラを応用した呼吸法を加えることで、そこにキャラクターを入れてゆく。
まずは呼吸を取る部位を変えることで「カラダの気分」も変わることを体験。
その後にキャラクターごとに呼吸の部位を選んで、先ほどの動きを繰り返す。
例えばゼウスならアナハタ・チャクラ、ディオニュソスならサハスラーラ・チャクラ、といった具合に。
要は安部公房システムにヨーガの技法を応用したわけだ。
こうした試みは以前から試してはいたのだが、俳優としての土台づくりに主に費やされ作品としてストレートに顕現していたわけでは必ずしもなかった。
この、基礎訓練がまんま表現に直結する、という回路を開くには、一度ダンス作品を創るが良いと思い立ったのである。
『パンドラダンス』
名前の通り、双身機関初のダンス作品です、お楽しみに!
(今までだって演劇なんてやってなかっただろうって?それは言いっこなしよ)