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9月3日(金) 稽古場レポート

参加者:ジャコウ、城、櫻井

そして
出演候補ののびさんが参加

各自の準備運動後、太陽礼拝・片鼻呼吸などを行い、確認も含めてヨガのひねりのポーズ、体側伸ばしのポーズをとり、気を通す。

合気道の片手取りからの一教表、ニ教裏をそれぞれ二人一組で行う。いかに筋肉を伸ばしたまま相手に悟られずに動かすかが大事で、普段何の躊躇いもなく筋肉を伸縮して生活していると少し難しい。いや、逆に伸縮しないで生活することも無理だろう。

音楽を流し、即興で身体を動かす。自分のいる環境を視覚だけではなくその他も含めた五感で感じ取り、他人からの影響を受け入れて動くことに取り組む。視覚ばかりに頼り、他の感覚を閉じてしまうと、その場の環境や他人からの影響を受け入れることが困難になりその結果、ただの独りよがりのダンスになってしまう。そうなってしまわないよう全身がまるで耳であるかのように受け身でいることを心がけた。
ただし受け身でいることばかり気にしていると内側に籠ってしまいがちなので、暗黒舞踏にならないように気をつけなければいけない。

立ちながら、呼吸をとる位置の確認を行う。
丹田→胸→喉→顔→頭頂部→頭の上、と上の方向へ段階的に位置を変えていく。
次いで、丹田→尾てい骨→膝→足元→地面の下、と下への方向へも同様に行う。
呼吸をとる位置を変えることによって、身体の内面・外面にどのような変化が生じていくかを観察する。

その後音楽ではなく、ヘシオドス「仕事と日」の中の五つの種族の語りを聞き、その語りと合う位置で呼吸を取りながら即興的に動く。
さらに呼吸を行う位置によって、自分の身体の内面・外面に、フォルムにどのような変化が生じるのかを観察する。やはり、顔でとれば上の方、足元でとれば下の方など、呼吸の位置を変えると生きやすい場所、可動範囲に変化が生じる。
ただ呼吸は吸うときに上に上がりやすく、吐くときに下に下がりやすいので維持することは決して簡単ではない。

受け身でいること、受けた衝動に素直になること、呼吸の位置による変化を明確にとらえてそれをフォルムに繋げること・・・などなど

課題はまだまだ山積みである。

8月29日(日) 稽古場レポート

参加者:ジャコウ、櫻井、ポチ

各自の準備運動後、太陽礼拝・片鼻呼吸を行い、身体を暖め、気の通り道を確認する。

立ちながら、呼吸をとる位置の確認を行う。
丹田→胸→喉→顔→頭頂部→頭の上、と上の方向へ段階的に位置を変えていく。
次いで、丹田→膝→足元→地面の下、と下への方向へも同様に行う。
呼吸をとる位置を変えることによって、身体の内面・外面にどのような変化が生じていくかを細かく観察していく。

その後、ギリシャ神話における五つの種族のうち、金と銀の二つの種族で、呼吸の位置を取りながら即興的に動く。即興ではあるが、フォルムを充分に意識し、このフォルムはいける!これはいただけない、という感触を掴めるように心がける。
歌舞伎の見栄のように、決めるところをしっかりもつと、前後の動作も良くなり、さらにフォルムそのものも面白く見えるようになった。
また、呼吸を行う位置によって、特定のアクションが少なくなったり多くなったりと変化が生じた。

最後にパンドラとエピメーテウスの二人のシーン。
エピメーテウスに課題は多い。ゼウスを代表とする、上からの圧力。兄との約束とパンドラ接近による、後ろからの圧力。この二つをしっかりと身体の中に持つこと。
さらに、パンドラと出逢う瞬間。二人の関係性、惚れる衝動…がみえてくるようにしたい。台詞のように、言葉の力には頼れない。これをどのように表現していくか。内面と外面を探る日々が続きそうである。

千種ウィークB 初日

何だろう、この感覚は・・・。

この日2本目の演目、第七劇場『かもめ』が始まってしばらくすると、
私は軽いパニックに襲われる羽目に落ちた。

トライフル『地上から110cm』と第七劇場『かもめ』。
どちらも同じ演劇だということが頭では判っても、それを体に落とし込もうとするとどんどん感覚が真っ白になっていく。
先週のよこしまブロッコリーとshelfの組み合わせも何とも興味深かったが、今思うととても観やすい、お客にとって優しいプログラミングだったと思える。

勿論私はトライフル作・演出の片山雄一の舞台を何度も観ている。
そして第七劇場に到っては、岡山・三重・七ツ寺とあらゆる場所で目撃し、その特色を承知してきたつもりだ。
それなのに、同じ時空間に並べてみるとこれらを同じ「演劇」というカテゴリーに入れることがこんなにも不可解なことだと感じさせられる。
しかも、普段は漆黒の千種文化小劇場を純白に塗り替えた空間設計は共有してもなおこうなのだから、どれほど我の強い人達なのかが知れるというものだ。

こんなにも途方に暮れる、しかし愉快極まる観劇体験は久しく記憶にない。
おそらく‘90年に大阪城公園で初めて維新派を観て以来だろう。

それぞれの舞台の詳細をここで書くことはあえて控えよう。
この感覚を早急に言葉に還元してしまうのは余りに勿体無い。暫く余韻に浸っていたい。いずれ劇評を書こうと思うのだが、手をつけるにはしばらく時間がかかるだろう。

でも皆さんはそれを待っている余裕はないですよ。何しろこの公演は明日で終わってしまうのだから。
さあさあ、千種文化小劇場へどうかお急ぎ下さい!

トライフルの通し稽古を見てきました

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本番観るのを躊躇するほど、私にとっては衝撃的な時間でした。

皆さま、どうか、どうか・・

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NEVER LOSE『廃校366.0後日譚』は、青春期の終わりに差しかかった男たちと女たちの喪失の予感を切なく描いた傑作だった。観ていて胸が何度も詰まったのを今でもありありと思い出す。

あれから3年。

今回のトライフル『地上から110cm』は予感どころか、目前に迫る別れを剛速球で投げつける。
通し稽古を観て私は、胸を抉られ何度も正視出来ない瞬間を味わった。

片山雄一の肉体に、確かに歳月が刻まれたのだと私は感じた。

そう、人間歳を取れば出会いより別れの数が多くなる。
チェーホフではないが、それでも私たちは生きていかなければならないのだ。


かけがえのない誰かを失くした人は、みんなトライフルを観て声をあげて泣くといい。

涙を流すことで人は癒される。
いや、違うな。
人を癒すことが出来るのは、流した涙の数しかないのだ。

人生に演劇が必要だとすれば、それは間違いなくこのような瞬間によるのだと思う。

負けるな!ファイトだ、片山雄一!!


ジャコウネズミのパパ

12月15日(火) 稽古場レポート

本当に久しぶりのお稽古。実に2ヶ月ぶり(!)。

あんまり久しぶりすぎて、ってのと今までとガラリと手法を変えようという魂胆が相まってカリキュラムさえままならない。

ともあれ、新作『パンドラダンス』に向けての今日が初日でした。

まずは寒いので体を温めるために合気道の技をいくつか。
やはり体の仕組みが良く腑に落ちるのと、技が利く利かないで正しいか間違ってるかの分かれ目が理解しやすい点で優れている。初参加の出演者も直ぐに夢中になる。さすがである(合気がね)。

続いてはストップモーションの稽古。
しっかり止まり続けることと、瞬時にポーズを変えることを繰り返すことで、各自の体の弱い部分、得手不得手、課題がくっきりと浮かび上がる。

ある程度馴染んだところで、ストップモーションを一定の拍数に入れ込んでいく。さらにその拍数を内在化させ、かつデュオとしてキッチリ合わせる作業の中で呼吸と空間が産まれていく。
そう、単なる基礎訓練ではなく、そのまま表現とシーンに直結していく。
さすがである(これは私が、ね)。

さらにさらにヨガのチャクラを応用した呼吸法を加えることで、そこにキャラクターを入れてゆく。
まずは呼吸を取る部位を変えることで「カラダの気分」も変わることを体験。
その後にキャラクターごとに呼吸の部位を選んで、先ほどの動きを繰り返す。
例えばゼウスならアナハタ・チャクラ、ディオニュソスならサハスラーラ・チャクラ、といった具合に。

要は安部公房システムにヨーガの技法を応用したわけだ。
こうした試みは以前から試してはいたのだが、俳優としての土台づくりに主に費やされ作品としてストレートに顕現していたわけでは必ずしもなかった。

この、基礎訓練がまんま表現に直結する、という回路を開くには、一度ダンス作品を創るが良いと思い立ったのである。

『パンドラダンス』
名前の通り、双身機関初のダンス作品です、お楽しみに!
(今までだって演劇なんてやってなかっただろうって?それは言いっこなしよ)

雨の八幡宮

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昨日から会場入りしています。

仕込みといっても毎回、撤去しなければならないので必要最小限の物量です。
なにせ昼間の参拝者をお邪魔してはいけませんからね。

え、なになに?ねずみ小僧がいるって?
違います、役者が合羽を被っているんです。

そう、やっぱり八幡宮は雨でした。美術や道具類を濡らしながらの場当たり。
雨の神社は風景としてはとても素敵で、「おう、これも演出でえ」と言ってしまいたいところなのですが、明日からのお客様や機材のことを考えるとやっぱり辛いです。

天気予報とのにらめっこが続きます。

6月19日(金) 稽古場レポート

参加者は富田、安藤、加東

加東は場所がわからず、30分ほど遅刻をしました。すみません。。。

人数が少ないということもあり、1時間以上かけてゆっくり基礎練をしました。
安藤はまだ稽古に参加したばかりだし、私もあやふやな部分があったので富田に丁寧に教えてもらいました。動きの確認、意識すべき箇所、何を目的としてやっているか等再確認しました。

そのあといつも通りゲームを思い出したり考えたり。
実際にやってみたものはというと

1.あんたがたどこさ♪ ひごさ♪~
を歌いながら右左順番に足踏みをする。「さ」と言う時だけ足を前にだす。
というものです。テンポを早くしていくとダンスみたいにみえます。

2.もしもし亀よ♪ 亀さんよ♪~
を歌いながら両手を前に突き出してじゃんけんの「グー」のかたちにする。
最初の「もし」と歌う時は左で小指、右で親指をたてる。
次の「もし」と歌う時は左で親指をたて、右で小指をたてる。
                 ↓
それを歌いながら交互に続けていく

3.せんだみつおゲーム

4.1から順番に数字を言っていき、3の倍数は言わない。

が出ました。(ほかにもあったらごめんなさい)
4.は単に3の倍数をとばすのではなく、3の倍数のときはたちあがってやったりもしました。3人でやると結構忙しいです。

あと、以前麗さんが提案したキャンロップ(ゴムとび)を富田にみせてもらおうとしたのですが、「無理です」とのことで歌だけ歌ってもらいました。麗さんはキャンロップが体にしみついているので実際にゴムを使わないでやっていても、ゴムが見える!と絶賛していました。

個人的には少人数の方が盛り上がるものもあるんだな、と一つヒントをもらったような気がしました。

by 加東さゆみ

ロイヤルなバーガーって?

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二日目も会議2つを順調に消化して成果も上々。

夕ごはんです。
時間が少し押し気味なので、近場でかつ早めに食べられるところを探します。
で、地元の人がしきりに薦める「ゴッドバーガー」にとうとうデビューを果たしました。

そしてどうせならゴージャスなものを、と頼んだのはこれ。
ジャーン!その名も「ロイヤルゴッド」です。
もう何種類もの野菜や卵や何やらがはさんであって、見るだけで顎が外れそう。
あまり美味しそうなので、写真撮る前にひと口齧ってしまいました。

なので、写真右に歯型がついています。スミマセン。

会議は楽し

広島ミーティング二日目です。

今日から続々と各地の演劇制作者が合流。発言も多岐に渡り、俄然にぎやか。
この日のテーマは、「地域の演劇とCTT」及び「CTTから生まれたカンパニーの実例」。
席上、CTTの効用として、俳優が鍛えられる、制作者が育つ、地域交流が進む、などが挙げられましたが、これに対して「あれこれ広げすぎると逆に外から見ていて判りづらいのではないか?」「主目的と副産物をはっきり分け、整理しておかないと新たにCTTを始める地域が出てきた際に誤解を生み、マイナスでは?」などと鋭いご意見がビシバシ。

こういう機会があると本当に助かります。事務局の間で知らず知らず前提になってしまっていることを、初心に帰って考え直すことができるからです。
3年前、杉山さんから説明を受けて自分が共鳴したのはこういうことだったなあ、と思い起こすことが出来るからです。

特に九州からお越しになった谷瀬さん、高崎さんの舌鋒は、柔らかくかつウィットに富みながらもあくまで鋭く、感じ入りました。
困るんですよね。こういう人がいると直ぐに会いに行きたくなるのですが、さすがに九州は少しだけ遠く、あまり頻繁に遊びに行くとちょっと破産しそうです(笑)。

ともあれ、CTTに関わって以来、西日本地図の空白が着実に少しずつ塗られているのですが、またまた更新されたわけです。
有り難いことです。

文ちゃんと再会

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広島二日目。

前夜、というか明け方3時ごろまでは飲んでいたようで。記憶がないので推測と伝聞ですが・・

なので山小屋シアターに9時集合って、無理です、無理。

「明日は昼入りします」って予告も出しておいたはずなので、
「朝ですよ~」と起こしにかかる名古屋事務局・西村(彼は昨夜、宴会から合流した)に、
「いや、もうちょっとグズグズしていくから、ごめん」
これがまた京都・杉山さんたちの爆笑を誘っていたようで。

とはいえ会議までには二日酔いを治さねばならないので、ぼちぼちと風呂に入り、ハタヨーガで体に気を通していきます。

でまあ、着いたころには昼時なわけで。皆さん食事に出るので悪いと思ったけど、私もいきなり昼ごはん。
「広島焼きに行きます」と言ったら、ぞろぞろと杉山さんや西村、大阪事務局メンバーがついて来るので、何故?と思いつつもそのまま引率。

横断歩道を渡り、中の道に入り、お好み屋を一軒通り過ぎ、人通りのない路地へ。
「ジャコさん、当てがあって歩いてるの?」とさすがに不安になったようですが、任せなさい!
2年前にここらはちゃんと開拓してあるのです。そして昨日会場入る前にその店がまだあるか、チェックは済ませておきました。

5、6人も座れば満席という、その店の名は「文ちゃん」。
切り盛りするのは70を過ぎたであろうおばあちゃんが一人。このおばあちゃんの焼き方が豪快なのです。
見て下さい、写真左のキャベツの山を。「どうすんの、これ?」と思いますが、不思議なことにこれが写真右のように綺麗な広島焼きに仕上がるのです。
技です。

そしてこの間のおばあちゃんの広島弁トークがもう最高。生地を敷き、キャベツを盛り、卵を割り、ひっくり返し、ソースをかけ、青海苔をかけ、している間、忙しく手を動かしながら口もずーっと動きっぱなしです。
「暑くてごめんね」「悪いけどお水自分でやって。そうするとおばちゃん早く焼けるけん」「あんたらどっから来た?ほいじゃ、おばちゃんの言ってることわからんやろな」などなど。

一同大うけです。「何故こんな店を知ってるの」「名古屋の人じゃないでしょ、ホントは」

明らかによそ者なので、この日は箸を出してくれましたが、2年前はへらだけで食べました。これがまた気持ちが良かったので、私はやはりへらで食べました。

途中から合流した三重の別所さんも大喜び。充実したお昼ご飯でした。

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