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うりんこ『御伽草子/戯曲』を観る

うりんこ『御伽草子/戯曲』、初日を観て来ました。

とても良かったです。
永山台本×三浦演出なんて豪華な組合せを、よりによって名古屋で観られるなんて、行かなきゃ嘘ですよね?

三浦演出もですが、今日は何といっても「作・永山智行」という罠にはまりました。”劇作家とは何か”を常に標榜しているという永山さんならではの心地よい罠でした。思わず上演台本買いましたもんね。珍しいことです。

勿論、俳優も良かったです。色んな意味でプロですね、うりんこは。

今日は超満員でしたが、明日以降なぜかお席があるそうなので、是非是非お出かけ下さい!

速報

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次のステージはここです。

3月21日。
詳細決まり次第、お知らせしますね。

千種ウィークB 初日

何だろう、この感覚は・・・。

この日2本目の演目、第七劇場『かもめ』が始まってしばらくすると、
私は軽いパニックに襲われる羽目に落ちた。

トライフル『地上から110cm』と第七劇場『かもめ』。
どちらも同じ演劇だということが頭では判っても、それを体に落とし込もうとするとどんどん感覚が真っ白になっていく。
先週のよこしまブロッコリーとshelfの組み合わせも何とも興味深かったが、今思うととても観やすい、お客にとって優しいプログラミングだったと思える。

勿論私はトライフル作・演出の片山雄一の舞台を何度も観ている。
そして第七劇場に到っては、岡山・三重・七ツ寺とあらゆる場所で目撃し、その特色を承知してきたつもりだ。
それなのに、同じ時空間に並べてみるとこれらを同じ「演劇」というカテゴリーに入れることがこんなにも不可解なことだと感じさせられる。
しかも、普段は漆黒の千種文化小劇場を純白に塗り替えた空間設計は共有してもなおこうなのだから、どれほど我の強い人達なのかが知れるというものだ。

こんなにも途方に暮れる、しかし愉快極まる観劇体験は久しく記憶にない。
おそらく‘90年に大阪城公園で初めて維新派を観て以来だろう。

それぞれの舞台の詳細をここで書くことはあえて控えよう。
この感覚を早急に言葉に還元してしまうのは余りに勿体無い。暫く余韻に浸っていたい。いずれ劇評を書こうと思うのだが、手をつけるにはしばらく時間がかかるだろう。

でも皆さんはそれを待っている余裕はないですよ。何しろこの公演は明日で終わってしまうのだから。
さあさあ、千種文化小劇場へどうかお急ぎ下さい!

灯火をリレーする

てめえ、なんてモノ見せやがるんだ!どういうつもりだ、この野郎!

などとは言いませんでしたが、酔っ払って片山にこんなような内容のことを吐きました。

すると、

てめえこそ、何言ってやがんでえ。去年俺っちに見せたあれはなんだよ!
あんなことしてやがるから、俺がこうなったんじゃねえかよ!!

とも言いませんでしたが、大体こんな返事が返ってきました。

そして、

わあったよ、おめえがそのつもりなら考えがあるぞ。
夏は三重できっちりお返ししてやるからな。おう!あそこにいる髭の男がどう言おうが、朗読ワークはおめえに対するアンサーだからな。
観に来なかったらただじゃおかねえぞ、判ったな!!!

他人の作品から、これほどに影響を受けて次回作を創ることがある。
そういうお話でした。

いま、心底から幸せを感じます。


千種セレクション・ウィークB、本日初日!

トライフルの通し稽古を見てきました

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本番観るのを躊躇するほど、私にとっては衝撃的な時間でした。

皆さま、どうか、どうか・・

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NEVER LOSE『廃校366.0後日譚』は、青春期の終わりに差しかかった男たちと女たちの喪失の予感を切なく描いた傑作だった。観ていて胸が何度も詰まったのを今でもありありと思い出す。

あれから3年。

今回のトライフル『地上から110cm』は予感どころか、目前に迫る別れを剛速球で投げつける。
通し稽古を観て私は、胸を抉られ何度も正視出来ない瞬間を味わった。

片山雄一の肉体に、確かに歳月が刻まれたのだと私は感じた。

そう、人間歳を取れば出会いより別れの数が多くなる。
チェーホフではないが、それでも私たちは生きていかなければならないのだ。


かけがえのない誰かを失くした人は、みんなトライフルを観て声をあげて泣くといい。

涙を流すことで人は癒される。
いや、違うな。
人を癒すことが出来るのは、流した涙の数しかないのだ。

人生に演劇が必要だとすれば、それは間違いなくこのような瞬間によるのだと思う。

負けるな!ファイトだ、片山雄一!!


ジャコウネズミのパパ

第七劇場、再臨!

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千種セレクション・ウィークBのもう1つのカンパニー、第七劇場の鳴海康平からもメッセージが届きました。

皆さん、週末の千種文化小劇場は熱いですよ!
是非是非お見逃しなく!

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はじめまして、第七劇場の主宰/演出家の鳴海と申します。

東京を拠点に活動している私たち第七劇場は、このたび、千種セレクションにお声をかけていただき、千種文化小劇場にて公演をする運びとなりました。

私たちは東京にあるアトリエを拠点としていますが、「魅力ある場所やそこに関わるひと」に惹かれて活動することを主旨とし、魅力を感じない東京ではここ数年公演をせず、東京以外の日本各地および海外で活動しています。

名古屋では今まで年に一度のペースでワークショップを3度、七ツ寺共同スタジオで実施させていただき、2008年の国内ツアーでは『新装 四谷怪談』という演目で同じく七ツ寺共同スタジオで公演させていただきました。

また縁あって名古屋で公演できること、何より日本でも珍しい円形劇場である千種文化小劇場で公演させていただけることは、とても嬉しい限りです。

今回千種セレクションにて上演するのは、チェーホフの『かもめ』です。
2007年に初演した作品ですが、今回新演出版にて上演いたします。

私たちの作品製作において「空間の魅力を活かす」という点を大切にしています。
今まで夏のスキー場のゲレンデや、ギャラリーの中庭、城跡、旧日銀の建物など、場所の魅力、空間のエネルギーとともに公演を実施してきました。

今回も千種文化小劇場とともに『かもめ』を上演いたします。

チェーホフの小説からもテキストを引用しながら、ニーナの物語として再構成した新しい『かもめ』を、身体性を重視した表現で作品化しております。

また、この作品は今年度末のヨーロッパツアーの演目のひとつとなっています。

ぜひともお誘い合わせの上ご来場いただきたいと切に願っております。
そしてまた、この作品での体験や評価・批判を含めて、何かの契機になればと願っています。

ご来場を心よりお待ちしております。

鳴海康平
* 第七劇場 主宰/演出家 *
〒170-0011 東京都豊島区池袋本町4-29-10-1F
tel&fax/03-5951-8854
narumi@dainanagekijo.org
http://dainanagekijo.org/
* atelier SENTIO *
http://www.atelier-sentio.org/

トライフル 『地上から110cm』 間もなくです!

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NEVER LOSE の片山雄一が千種文化小劇場に帰ってきます。
しかも、名古屋で結成した新ユニットを引き連れて。

制作の松丸さんから熱いメッセージが届きましたので、掲載します。

+++

はじめまして。トライフルの制作を担当している、東京の劇団、NEVER LOSEの松丸琴子です。

今日はお芝居のご案内です。

NEVER LOSEは2007年に、ここ名古屋で『廃校/366.0【後日譚】』というお芝居を上演させて頂きました。

その後、NEVER LOSEは個人活動期間に入り、せっかく名古屋で名前を覚えて頂くきっかけになったのに公演が打てない、と無念の思いをここ数年持ち続けていましたが、座付の作・演出家である片山雄一が今回新たに「トライフル」という演劇ユニットを立ち上げました。
その制作としてこの場所に戻って来られたことをうれしく思っています。

片山の作り出す世界では、大きな事件は起こりません。

正確に言えばいつも大体、事件の起こった後の、それでも生きていかなくてはいけない人間の姿を描いています。
一言でいえば「追憶」です。

今回の『地上から110cm』には、作者である片山の父、そして妻などの家族が出てきます。
「家族」は本来、その人の毎日帰る場所であり、外でどんなに傷ついて帰って来てもそれを慰めてくれる存在であって欲しいものです。

ですがその「家族」との間で事件が起きた場合は一体どうしたらいいのでしょうか?
家族だからこそ分かり合えない、いつも近くにいるのにぞんざいに突き放して後悔する。そんな思いを持っている人は少なくないはずです。

今回のトライフルは、親子という血のつながった家族と、夫婦というもともと他人からスタートした家族の、弱くなった結び付きを一生懸命関係取り戻そうとする姿を、むき出しに舞台上に立ち上げています。

とっても小さな物語ですが、とっても小さな関係からこの関係を始めようとしています。
ほどけた小さな紐を固く固く結べれば、それは恐らく頑丈なロープになるはずです。
旗揚げ公演という1本の紐を、今回は千種文化小劇場が4本束ねてくれました。

どうぞ、千種文化小劇場に足をお運び下さい。

一人でも多くの方にこの舞台を目撃してほしい、ただそれだけの想いでこの文章を書いています。

皆様、お待ちしております。


トライフル 制作担当 松丸琴子
kotokoto@mx1.ttcn.ne.jp
URL http://trifle.tv

師走も佳境

忘年会シーズンですね。
私も昨日、一昨日と連投してきました。フラフラです。

そして今夜も飲み会。今日のはごく個人的なものですが・・

漢方のおかげ様で生きております。

12月15日(火) 稽古場レポート

本当に久しぶりのお稽古。実に2ヶ月ぶり(!)。

あんまり久しぶりすぎて、ってのと今までとガラリと手法を変えようという魂胆が相まってカリキュラムさえままならない。

ともあれ、新作『パンドラダンス』に向けての今日が初日でした。

まずは寒いので体を温めるために合気道の技をいくつか。
やはり体の仕組みが良く腑に落ちるのと、技が利く利かないで正しいか間違ってるかの分かれ目が理解しやすい点で優れている。初参加の出演者も直ぐに夢中になる。さすがである(合気がね)。

続いてはストップモーションの稽古。
しっかり止まり続けることと、瞬時にポーズを変えることを繰り返すことで、各自の体の弱い部分、得手不得手、課題がくっきりと浮かび上がる。

ある程度馴染んだところで、ストップモーションを一定の拍数に入れ込んでいく。さらにその拍数を内在化させ、かつデュオとしてキッチリ合わせる作業の中で呼吸と空間が産まれていく。
そう、単なる基礎訓練ではなく、そのまま表現とシーンに直結していく。
さすがである(これは私が、ね)。

さらにさらにヨガのチャクラを応用した呼吸法を加えることで、そこにキャラクターを入れてゆく。
まずは呼吸を取る部位を変えることで「カラダの気分」も変わることを体験。
その後にキャラクターごとに呼吸の部位を選んで、先ほどの動きを繰り返す。
例えばゼウスならアナハタ・チャクラ、ディオニュソスならサハスラーラ・チャクラ、といった具合に。

要は安部公房システムにヨーガの技法を応用したわけだ。
こうした試みは以前から試してはいたのだが、俳優としての土台づくりに主に費やされ作品としてストレートに顕現していたわけでは必ずしもなかった。

この、基礎訓練がまんま表現に直結する、という回路を開くには、一度ダンス作品を創るが良いと思い立ったのである。

『パンドラダンス』
名前の通り、双身機関初のダンス作品です、お楽しみに!
(今までだって演劇なんてやってなかっただろうって?それは言いっこなしよ)

正体見たり、枯れ尾花

またまたカシマシイ。

こういう時って、多数の声がもっともらしく聞こえるが、よく考えるとメタメタな事がままある。

彼らは言う。
「一ヶ月ルールを破って、政治利用した」と。

もっともらしく聞こえるが、裏返すとこういうことになる。
「政治利用されないためには、一ヶ月ルールを守れ」

こうすると全然意味が判らないことが良く判る。
どうして一ヶ月ルールを守ることが、天皇陛下を政治利用しないことにつながるのか?

そもそもこのルールを決めたのは誰か?
言うまでもなく宮内庁だろう。

小沢幹事長の言うとおり、「天皇の国事行為は内閣の助言に基づき行われる」のであるが(日本国憲法にはっきりとそう書いてある)、宮内庁の言い分だと一ヶ月ルールは内閣の助言より上位にあることになる。

どうして1官庁が内閣全体よりも偉いのさ?
これ、戦前の陸軍とどこが違うのか?

「内閣に異を唱えるなら辞任してからやれ」とは誠に正しくないか?
ただ小沢さんの言い方もいかにも傲慢に聞こえるのが誤解を産む気がする。
気持ちはわかるけど、やはりもう少し丁寧に言葉を尽くすべきでは?

まあ、何にしても自民党が一番ギャーギャー騒いでいるのがいかにもらしい、と言うべきか。
この人たちが、政権にある内から官僚の決めたルールに乗っかって行動していただけだという事がまたまた露呈したのである。

しかもこの枯れ尾花は自分の正体に全く無自覚なのがとても滑稽だ。
他山の石ですね。

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