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喪失を書き続けることの虚しさ

多分何度もつかさんのことを書くでしょう。
書いても書いても、ふさがらない。そんな気がします。

力が入りません。体のどこかがもぎ取られたような感覚です。
月曜は大寿喜で追悼して、七ツ寺に泊まりました。

仕事はそれなりにこなしてるのだけれど、やはりどっかにぽっかりと穴が開いてます。
この穴が埋まることは多分ないでしょう。

マイケルも清志郎もピナも大野先生も、とうとうつかさんもいない、そんな信じ難い世界で、まだ生きていかなきゃならない。

まさかの訃報

肺がんだと公表されていたのだから、こういうことも起こり得るのは理屈では分かるのだけど、頭が真っ白になってしまった。

つかさんがこの世からいなくなるなんて全く想像ができない。
けろりとした顔で舞台に復帰して、あのエネルギッシュな演出を再び見せてくれるのだと当たり前に思っていた。

学生時代に夢中になって手に入る戯曲は全て読み通し、当時活動休止中だったつか事務所の舞台が観られる日をあてもなく待ち続けたものだ。
待望の演劇活動再開後は、待ってましたとばかり『ソウル版・熱海殺人事件』『今日子』『幕末純情伝』などなど公演があるたびに劇場へ足を運んだ。

本当に月並みな言い方しかできないけど、つかさん独特の毒と皮肉と、裏返しの愛情が大好きだった。
戯曲に書かれた内容はチェーホフであり、別役であるのに、幕が開くと笑いあり、涙あり、唄ありの大衆演劇顔負けのサービス精神も大好きだった。

何だか自分でやるのは照れくさくて、ワークショップで時々こっそり取り上げるくらいだったけど・・いまだにいつかがっぷりと取り組んでみたい作家の一人だ。

本当に、つかさんがもういないだなんて、全く理解ができない。

久しぶりの道場

合気道の稽古に久しぶりに出向く。

稽古の前後で自分の体が全く別物であることを強く実感する。
双身や金沢の稽古でどんなにやっていようが、やはり教える現場では自分自身の運動量は制約されるもの。

まだまだ自身がしごかれる場所に常に身を置くことが肝要である。
手ほどきをする本人が先へ先へどんどん進んでいかなければ稽古場はたちまちに澱むことだろうから。

続々と、

今年の三重・朗読ワークショップに応募が14人。
去年が5人だったからほぼ3倍ということになる。しかも9才から60代まで!

集まりつつある言葉がまたどれも素晴らしいものばかり。
8月という、この国にとって特別な季節。風化が叫ばれてもいるけれど、9才の女の子がお母さんと一緒にこのワークショップに参加してくれることを考えたら、まだまだ日本も、少なくとも三重県は大いに捨てたものじゃないだろう。

このささやかな企画が、近い将来三重県に欠かせない時間へと進化することを願い、集う方々の気持ちを無にすることが無い様に奮闘したいと意を強くする。

4、5月はワークショップ、オーディションラッシュ

4月15・16日に七ツ寺プロデュース、サラ・ケイン作品のワークショップ。(ナビはにへいさん、私は名古屋にいません)
15~18日は演劇遊牧民計画@金沢。久々に「ハムレットマシーン」に取り組みます。
22・23日は七ツ寺プロデュース、田辺作品のオーディション。
25日は多分、アトリエ・センティオでのワークショップ(東京)。

5月2~4日は安部公房ワークショップ。
5日はサラ・ケインワークショップの2回目。
14~16日は能楽ワークショップ。
29日は七ツ寺プロデュース、天野天街演出「りすん」(原作:諏訪哲史)のオーディション。

絡み方もナビゲーターだったり、招聘だったり、プロデューサーだったりバラバラだからややこしい。

しょ、詳細はじゅ、順次挙げていきます。

マレビトの会、公演のご案内

京都公演のみですが、今週末マレビトの会がやってます。
合わせてトリコAも観られるというお得な週末です。
お時間ある方は是非、そうだ京都へ行こう!!

以下、公演情報転送。

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マレビトの会では、今週末、京都・アートコンプレックス1928にて、アルフレッ
ド=ジャリの戯曲『UBU ROI(ユビュ王)』を上演いたします。

マレビトの会が2008年よりはじめた<戯曲との出会い>シリーズの第二弾。
劇作・演出を兼ねてきた松田正隆が、既存戯曲に取り組む本シリーズ。
演出に特化した創作を行うことで、演出的な手法の実験を重ね、物語や演劇の新
しい可能性を模索して行きます。


第一弾の『血の婚礼』(ガルシア=ロルカ)は、NHKシアターコレクション2010
にも選ばれ、先月NHKふれあいホールにて再演も行われました(『血の婚礼』の
上演の様子は、5月14日(金)のNHK教育「芸術劇場」23:00~放映予定)。

第二弾では、シューレアリズム演劇の先駆者、アルフレッド=ジャリの代表作
で、フランス・パリで1986年に発表された戯曲『UBU ROI』に挑戦します。当
時、その台詞の卑猥さや野蛮さ、反社会的な内容のため、一大スキャンダルとな
り一世を風靡した作品。

ごまのはえ、F.ジャパン、筒井潤、サリngROCK、桐澤千晶といった、関西を中心
に俳優/劇作家/演出家として活躍するメンバーとともに上演します。


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マレビトの会
<戯曲との出会い>シリーズ vol.2
『UBU ROI』(ユビュ王)
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ユビュ親父(ごまのはえ)はユビュおっ母(サリngROCK)にそそのかされ、ボル
デュール大尉(F.ジャパン)と結託、王を暗殺する。
王位を手に入れたユビュ親父は、貴族たちを次々と処刑。
続いて桁外れな税金を徴収し、ボルデュール大尉を投獄する。
しかし、そんな政権も長続きせず、ボルデュール大尉は脱獄し、亡き王の従兄ロ
シア皇帝とともに、ブーグルラス王子(王家の生き残り/筒井潤)と王位奪還の
ために兵を挙げる。
ユビュ親父も兵を挙げ戦場へ向かうが、追いつめられたユビュ親父は逃げ出して
しまう。
新たな土地を目指して出発するユビュ親父たちの行く先は―――。


作:アルフレッド・ジャリ(翻訳:窪田般彌)
演出:松田正隆

出演:F.ジャパン(劇団衛星)、桐澤千晶、ごまのはえ(ニットキャップシア
ター)、サリngROCK(突劇金魚)、筒井潤(dracom)

日時:
2010年3月26日(金)19:00開演
     27日(土)14:00開演★、19:00開演
     28日(日)14:00開演
 ★終演後トークあり(ゲスト:松井周[サンプル主宰])

会場:アートコンプレックス1928
   http://www.artcomplex.net/ac1928/access.html

料金:一般2500円、学生・ユース1500円(当日500円増し)


主催・問合せ:マレビトの会
       TEL&FAX 075-708-8025
       MAIL info@marebito.org

助成:日本芸術文化振興基金 舞台芸術振興事業
   財団法人 セゾン文化財団
   京都芸術センター制作支援事業

公演情報・ネット予約はコチラ↓↓
http://www.marebito.org/news.html#UBUROI
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メッセージを頂きました

先日のテレビ塔パフォーマンスにコメントを頂きました。
ありがとうございます。

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昨日、パフォーマンスを拝見させて頂きました。
ありがとうございました。
あれこれ勝手な感想が浮かんできましたので、それを忘れないために書き留めました。
以下、お送りさせて頂きます。
(勝手な思い込みと記憶違いはお許し下さい。)

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今朝目覚めたとき、不意にジャコウネズミのパパが手招きする姿を思い出した。それは、昨日のパフォーマンスが始まる前だったか、始まった後だっ
たか・・・。テレビ塔の下、彼の周りには人影はなく、ただ銀のテーブルとイスが広がる。こちらに向かって手招きする仕草に、私は答えなかったし、他に答えたものもいなかった。彼の手はその目的を果たせないまま虚しく収まる。

今思うと、彼の周りに広がるのはテーブルやイスではなく、銀の海。ならばそんな死の世界に飛び込んで行けるほど思い切った人はそこにはいなかった訳だ、私を含めて誰一人。しかし、行くべきであったのだろう、パフォーマンスを見るとはそういうことだ。  

その後、人ごみに向けて歩き出すジャコウネズミのパパ。少女に近づく彼の姿
は印象的であった。(なぜだか私は子どもの頭をくわえるマネをする獅子舞のことを思い出した。)それは必死で不器用なコミュニケーションとも取れなくもない。そう、おそらく彼はそれを求めて、あの銀色のテーブルの海から人ごみへとやってきたのだ。人々の日常の中へ。にもかかわらず、彼の周りには常に数メートルの空間が存在した。それがすなわち彼と人々との埋められない溝。唯一その溝を超えられていたのは、一眼レフを構えたカメラマンたち。

獅子舞の獅子となれなかった彼は、ついに池へと身を投げる。池の中で踊る行為は、自然から力を授かる行為にも見えた。池から上がった彼の体は、みなぎる力を現す水に覆われていた。そして今一度、人間にその踊りを見せつけたあと、ゆっくりと銀のテーブルの海へと帰っていった。

舞台ではなく、日常空間でのパフォーマンスとはどのようなものなのか。期せずして観客となった人たちとパフォーマーとの距離感。
パフォーマンスの後、自らの意思で観客となるために出向いていった私は、パフォーマーとの距離が、時に近すぎるカメラマン達を否定的に捕らえていた。『誰しも経験があることだがファインダーを覗くと自身の身体が消えてしまう。そしてあの存在感の塊ともいえる一眼レフを含めたカメラマンという存在が、パフォーマンスを撮影会へと化してしまう。』と。

しかし、今朝、手招きするジャコウネズミのパパを思い出したことから芋づる式にたどり着いた感想は、、、
それほどまでにカメラマン達を際立たせてしまった、期せずして観客となった人たちの反応とその距離感。カメラマン達も、そのほかの人たちも、あのような場所でのパフォーマンスとの関わり方、楽しみ方に慣れていないのだろう。勿論私も。

メリハリ、見るところと関わるところ。
日常と非日常の『際』の楽しみ方。自由な行き来。

篠田 竜太

探し物

岩波文庫から出ているヘシオドス「仕事と日」を探しております。
同じ著者の「神統記」と並んで今のギリシャ神話の大元になっている物語なのですが、どうにも見つかりません。
「神統記」の方は本屋を何軒か駆けずり回って何とか入手したんですが、困ったことに「パンドラの函」の逸話が出てくるのは「仕事と日」なのですね。

稽古初日まで日が迫る中、ここはひとつ皆さまにお願いをする次第です。
どこかで見かけられた方がいらっしゃいましたらご一報下さい。
ちなみに三省堂は全店在庫は無しとのことです。名古屋市内では他にウニタ書店、星野書店、ジュンク堂、丸善などを回りました。あとは東京・池袋のリブロも。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

パフォーマンスのお知らせ

アップロードファイル 770-1.jpgアップロードファイル 770-2.jpg

テレビ塔の真下で踊ります!!

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ジャコウネズミのパパ パフォーマンス「an Noon on the Planet」


 通りすがりの昼下がり
  古本屋に立ち寄る昼下がり
   ショッピングを楽しむ昼下がり
    美術館帰りの昼下がり
     カフェで過ごす昼下がり
   
  踊る昼下がり


 それぞれ。つれづれ。

日時:2010年3月21日(日) 3:00PM
場所:名古屋テレビ塔1Fタワースクウェア(ブックマークナゴヤ2010会場)

見物無料・投げ銭歓迎
 

うりんこ『御伽草子/戯曲』を観る

うりんこ『御伽草子/戯曲』、初日を観て来ました。

とても良かったです。
永山台本×三浦演出なんて豪華な組合せを、よりによって名古屋で観られるなんて、行かなきゃ嘘ですよね?

三浦演出もですが、今日は何といっても「作・永山智行」という罠にはまりました。”劇作家とは何か”を常に標榜しているという永山さんならではの心地よい罠でした。思わず上演台本買いましたもんね。珍しいことです。

勿論、俳優も良かったです。色んな意味でプロですね、うりんこは。

今日は超満員でしたが、明日以降なぜかお席があるそうなので、是非是非お出かけ下さい!

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